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耐震改修工事中の物件で住宅ローン控除はできる?

耐震改修工事中であったり、耐震診断の結果待ちのマンションが売りに出されていて、それを購入した場合に、住宅ローン控除を果たして利用できるのでしょうか?この場合、住宅ローン控除の適用を受けれる場合と受けられない場合があります。耐震診断工事の完了検査が終わった旨の証明書、又は、耐震診断した結果改修工事をしなくても新耐震基準を満たす証明書を、住宅を購入して確定申告を出すまでにもらえればOKですが、もらえない場合は住宅ローン控除を受けることはできません。この場合、当該物件を購入する契約前までに、耐震基準適合証明書を発行してくれる設計事務所等に事前に仮の耐震基準適合証明書の申請を出しておく必要があります。これを契約前に出さない場合は、引渡し(決済)直前に申請してもダメなので注意が必要です。決済前に証明書がもらえれば登録免許税の軽減も受けることが可能です。また大きな問題があります。管理組合が証明書をもらっても理事会で報告する前に、登記上の所有者でない買主に証明書を渡すのを拒む場合があるからです。この場合は、もう事情を説明して売主にも協力してもらい管理組合又は理事長を説得するしかありません。私の場合は粘り強く交渉してかかわった案件は全て証明書受け取ることができました。登録免許税の軽減を受けることが出来なくても、ローン控除で個人間売買で10年間で最大で200万円も戻ってきますし、不動産取得税も70㎡前後であれば40万円~50万円くらいかかるところが軽減されるので、新耐震基準を満たし物件であれば、耐震基準適合証明書はぜひ発行してもらいましょう。