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クラウド契約では印紙は不要!

 コロナ禍で印鑑を押印するために会社に出社しなければならないのは無意味!という声が方々からあがりました。またこれと同様に話題沸騰が電子契約(クラウドサイン)です。電子契約には様々なメリットがありますが、一番のメリットは電子契約は課税文書に該当しないため、印紙税が課税されないことです。簡単に言えば課税文書とは書面の文書だけをさし、電子契約はこれに該当しないということです。クラウドサインは契約書と合意締結証明書の二つでワンセットになっており、変更契約を結んだ際にも、変更契約に対する合意締結証明書が必要になります。現在、電子契約システムには多くの企業が参入していますが、最大手はマザーズ上場の弁護士ドットコムです。電子契約は、契約書の紛失リスクの低減、紙代や郵送代の削減、コロナ禍での人との接触を避けることができる等多くのメリットがある一方で電子契約サービス会社への費用の支払や電子帳簿保存法の定めを守る必要があります。

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