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新型コロナ下での不動産取引の実態!

緊急事態宣言下の4月と5月の首都圏の不動産取引件数は、中古マンションは4月が1,629件、前年同月比-52.6%、5月が1,692件、-38.5%、中古戸建は4月が686件で前年同月比-41.5%、5月が779件、前年同月比-20.5%と大幅減になっています。この数値を見てかなり減少したと感じる人と意外と減少していないと感じる方の二手に分かれるのではないでしょうか?こんな時に不動産を買うなんて、、、と考える人もいれば、転勤、転職、退職、親の介護、新型コロナウイルスによる資金難等でのやむを得ない売却もあり、それぞれの置かれた状況により見方は変わってきます。同じコインでも表から見たのと裏から見たのでは、まるっきり異なる模様になるのと同じです。新型コロナウイルスによる社会変化は不動産市況にも大きく影響を与えると言われています。内覧は現地で確認からVR内覧へ加速。IT重説。在宅勤務が定着すればオフィス面積は半分で良い。持ち家にはワークスぺースが必要になり、求める面積が広くなる。都心一極集中から田舎暮らしへ変わる。等々。ひとつ言えるのは、それぞれの人のとらえ方によって求められる不動産は変化しますが、人々の生活の中で不動産はなくてはならない存在なので取引自体は無くならないということです。データの詳細はレインズタワーで誰でも見ることができます。

http://www.reins.or.jp/library/2020.html