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6月の中古マンションと中古戸建て市場

6月の首都圏における中古マンションの取引件数は3,107件で前年同月比マイナス11.0%となり4ヶ月連続で前年同月を下回りましたが、減少率は大幅に縮小しています。中古戸建住宅の成約件数は1,173件と前年同月比マイナス4.7%の減少で、中古マンションと同様、減少率は大幅に縮小しています。新規の登録件数は中古マンションが16,143件でマイナス6.7%、中古戸建住宅が5,487件でマイナス12.4%の減となっています。そのため在庫件数はいずれも減少しています。5月に比べ経済活動が急激に回復していることが中古市場の取引件数からもわかります。新型コロナウイルスの感染者が再び増加しているのは気になりますが、自粛要請が経済に与えたインパクトが大きすぎて、余程のことが無い限り、政府も再度自粛要請を出すことは難しく、このまま成約率は前年比で10%前後減少した状態が続いていくのではないか?と考えています。レインズタワーはこちらから