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内水ハザードマップ

内水ハザードマップとは下水道等の排水能力を超えた大雨の際に想定される浸水域や浸水深を表示します。雨量が街の排水能力を超えて、建物や道路などが浸水する現象で、都市型水害とも呼ばれています。2019年10月に関東を 直撃した台風19号の影響で武蔵小杉駅前及び一部のタワーマンションで起きた浸水被害が新聞やTVで大きく取り上げられました。地球温暖化による異常気象により、近年日本は梅雨の時期に亜熱帯性のスコールのような大雨が降ったり、大型台風が日本列島を縦断する現象が相次いで起きています。これらは短期間に大雨を降らせるため、下水施設の雨水管や合流方式の雨水管の処理能力をはるかに超える雨水により、下水管が逆流してマンホールを吹き飛ばすような現象も散見されています。