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7月の首都圏の不動産市況

7月の首都圏における中古マンションの取引件数は3,156件で前年同月比マイナス2.4%となり5ヶ月連続で前年同月を下回りましたが、減少率は6月から縮小しています。中古戸建住宅の成約件数は1,186件と前年同月比で2.4%の増加で、5ヶ月ぶりに前年同月を上回りました。新規の登録件数は中古マンションが15,319件でマイナス13.1%、中古戸建住宅が5,370件でマイナス10.8%といずれも二桁減となっています。そのため在庫件数はいずれも減少しています。本年は需要が旺盛な春にコロナによる外出自粛があり、7月以降に取引が活発化しているとの話が取引先の複数の企業からありましたが、それが裏付けられた形となっています。私の肌感では、戸建てはかなり盛況ですが、中古マンションまだそれほど需要は回復していないと感じていたのですが、見事に裏切られてしまいました。価格ですがマンションは前年同月比で5.4%程度上昇していますが、中古戸建ては2.1%の下落となっています。レインズタワーはこちらから