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埼玉県行田市は観光名所が盛りだくさん!!

行田市田んぼアート「浮世絵と歌舞伎」
行田市田んぼアート「浮世絵と歌舞伎」

渋谷区で主として中古マンションの売買仲介を行っている株式会社リアルプロ・ホールディングスの遠藤です。先日、物件調査で熊谷市に行ってきました。

 

調査する物件が行田駅から近い場所にあったので、物件周辺の調査を行うのと共に、行田駅前でレンタサイクルを500円で借りて、行田の観光スポットを回ってきました。

 

埼玉県行田市は熊谷市の隣の市で熊谷市は日本で一番暑い市といわれ、全車両は止まりませんが新幹線も停車しますので知名度はありますが、行田市はあまり知らないかも知れません。

 

歴史に強い方であれば、豊臣秀吉の小田原攻めの際に、豊臣勢が唯一落とせなかった城で忍城(おしじょう)別名「浮城」で有名な場所と言えばわかるかと思います。

 

野村萬斎が主演した「のぼうの城」です。石田三成が2万の大軍で押し寄せ、わずか500人の兵力で小田原城が陥落するまで耐え抜いたという実話に基づく映画です。

 

また、石田三成が本陣を構えたとされる日本最大の円墳である丸墓山古墳がある、さきたま古墳群は37.5ヘクタールもある広大な公園となっています。

 

さきたま古墳群は埼玉県の県名の由来となった埼玉(さきたま)にあり、5世紀から7世紀中頃にかけて前方後円墳や大型円墳などが築かれた狭い範囲に大型古墳群が密集する全国屈指の古墳群となっています。

 

「のぼうの城」を見た方であれば、丸墓山古墳の頂上に登ると、石田三成が本陣を構えて、忍城を水攻めにした際に堤防が築かれたという当時の壮大なスぺクタルが目に浮かんでくるかも知れません。

ギネス世界記録を持つ「田んぼアート」は必見の価値あり! 

先述した、忍城跡には郷土博物館や諏訪神社があり、直ぐそばには行田市役所があります。また少し南に下がった場所には水城公園があり、周辺の地名も「本丸」「忍」「城南」といったお城にちなんだ名称となっています。

 

JR高崎線の「行田駅」からは遠いですが秩父鉄道の「行田市駅」からは徒歩圏となっています。

 

ここから2km程東南に行った場所に「さきたま古墳公園」があり、ここにも「さきたま史跡の博物館」が併設されており、観光スポットとなっています。

 

実はもう一つ行田の観光課のお薦めスポットがあります。

 

それが古代蓮の里から眺める「田んぼアート」です。ここにある古代蓮会館には展望室があり、エレベータで昇ると壮大な田んぼアートが眼下に広がります。

 

この展望室は平成13年にオープンし、展望室の高さは50mもあるそうです。

 

ここからは関東平野を一望することができ、絶景です。入館に400円かかりますすが、他の観光地と比較して安いと思います。先述した「さきたま古墳公園」は基本入場無料です。

 

古代蓮というのは、公共施設建設工事の際に約1400年から3000年前の蓮の種子が掘削した池で自然に発芽して開花したもので行田蓮と命名されています。

ものつくり大学や岩崎電気の工場もあります。

その他にも、東証1部上場の岩崎電気の主力工場である埼玉製作所がJR行田駅の駅前にあります。

 

また、今年で20周年になる「ものつくり大学」は「ものつくり魂」を基盤に捉え、実学を重視するという経営理念のもと、研究や産学連携にも力を入れている大学で、キャンパスは広大で気持ち良いです。

 

行田総合病院は一般病院としては504床の規模を誇り、職員数は1,000人という大病院で、地域医療に貢献しています。

 

行田市はもともと秩父鉄道の行田市駅付近が栄えており、JR高崎線方面はあまり栄えていません。

 

理由はJR高崎線と並行して流れる荒川が熊谷市との市境になっており、河川敷も広大なため、ほぼ開発する余地が無いことが挙げられます。また歴史的にJR高崎線が通るのでJR線を行田市内になんとしても設置したいということで、無理くりに行田駅を造ったようです。

 

そのため、JR行田駅周辺だけが行田市が出っ張った形で行田市となっており、南は鴻巣市、西と北は熊谷市になっています。

 

今回、熊谷市に合併された大里町に都市計画課と建築指導課があったため、これも自転車で回ったため、走行距離は30kmを超えてしまい、1日がかりとなってしまいましたが、物件調査をする際は、出来る限りいろいろな所を回り、その土地の歴史や背景、そして産業等も調べます。

 

これをしないで、ただ今の相場賃料や相場の価格だけで、物件査定をすると、その物件のポテンシャルを最大限に引き出す考えや視点を見いだせない、又はその逆で過大評価してしまう場合があり、物件を正しく評価できない可能性があるからです。

 

勿論、気晴らしにもなります。

 

あとびっくりしたのがイナゴやバッタの数です。荒川河川敷でもさきたま古墳群から古代蓮の里に向かう川沿いの道路でも半端ない程のイナゴやバッタがいました。

 

ギネス記録にのるほどの広大な田んぼアートが出来るくらいなので当たり前と言えば当たり前ですが、久々にみたイナゴの大群でした。

 

最後に熊谷駅から熊谷市役所に向かう途中、国道17号線沿いにある「きくちひろき」というラーメン屋さんを紹介します。

 

ここはあっさり醤油が人気らしく、県外からもこのラーメンを食べに多くの人が集まるようです。

 

私は火曜日に行ったのですが開店11時を少し回った頃には、順番を待つ人が数人いました。

 

私は電車が遅れて、このお店の前を偶然にも11時ジャストに通ったため、なんんと1番に入ることができました。

 

駅からこのお店までは6分程度はかかると思うのですが、その間、わずか数人しか会わなかったのに、このお店の回りだけに人がおり、一体全体どこからこの人たちは来たのだろうか?とびっくりしてしまいました。

 

ちなみに役所調査を終えて12時30分くらいにこのお店の前を通ったら、やはり待っている人が数人いました。

薄口醤油ラーメン
薄口醤油ラーメン
きくちひろきの店舗
きくちひろきの店舗