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傑作リノベーション物件集 美瑛のオーベルジュ ビブレ(bi.ble)

渋谷区で主として中古マンションの売買仲介を行っている株式会社リアルプロ・ホールディングスの遠藤です。

 

北海道の美瑛町にあるフランス料理とパンが購入できるオーベルジュレストラン、ビブレ(bi.ble)を紹介します。

 

ビブレは2006年3月に過疎化により廃校になった北瑛小学校の跡地を2014年に食文化の発信地として生まれ変わった場所です。

 

名称は「北瑛小麦の丘」で、レストラン、ホテル、パン工房、料理塾という施設が入っています。

 

ここのメインがフレンチの名店「ビブレ」です。

 

運営はラパンフーヅグループが行っており、ラパンフーヅの社長はフレンチシェフの中道博氏です。

 

中道博氏は日本最強のフレンチシェフ集団を率いて、地方を元気にする仕掛け人で、実際、札幌や帯広からわざわざ数時間車を運転して、パンを買いに来る人や食事を楽しむという人の流れが「北瑛小麦の丘」にできています。

 

今回、お店を紹介してくれた帯広で不動産業を営む社長も、食事とパンの購入だけのために、何度も訪れているとの事でした。

レストランとホテルの前には見渡す限りの小麦畑!! 

訪れた時間は夕方少し前の平日でしたので、パンを購入しにきたカップルが1組いるだけで、レストランも休憩時間に入っており、とてものどかな雰囲気で、パンのみが販売されていました。

 

かなり良いお値段がついていましたが、どのパンも美味しそうでした。

 

私は、昼ご飯でお腹がいっぱいで、また家に持ち帰るにはまだ数日日程が残っていましたので、購入しませんでしたが、一緒に訪れた人に後から味を聞くと、本当に美味しいパンだと言っていました。

 

入り口を入った正面がレジでその右手でパンを販売しており、その左手奥がレストランになっており、とても開放的な雰囲気で、ここでスパークリングワインを飲みながら食事をしたら最高だと感じました。

 

また、レストランの目の前に広がる小麦畑がなんとも気持ち良く爽快感がありました。

 

ホテルの部屋から同じ景色が見えるようにホテル棟が配置されており、ザ北海道的な美瑛町の美しさがそのまま保たれているエリアでした。

 

私は約30年前と10年前にも美瑛町を観光で訪れたことがありますが、来るたびに、なだらかな丘が続く美瑛町の美しさに心を奪われてしまいます。

 

その中でもこの北瑛小麦の丘は素晴らしいエリアだと感じました。

 

今回は20年来の不動産会社の戦友たちとで訪れましたが、次回は家族を連れてきたいと思いました。

 

ビブレのホームページはこちら

実力のある飲食店はへんぴな場所にあっても繁盛する!! 

一般的に言われる飲食店の出店エリアはターミナル駅周辺やロードサイド店舗が集まるエリアや大型ショッピングセンター内と言われていますが、これは、あくまでも、チェーン展開しているお店の出店エリアです。

 

多くの人が集まるエリアは、ショッピング等を楽しむために訪れる人が多いため、食事の時間帯はどの店でも基本的にお客様は入りますし、休憩や午後のティータイム等にも利用されるため、多くの人で賑わいます。

 

しかし、これら多くの人は、食事が目的ではなく、ショッピングが目的なので、選挙で言えば、浮動票のようなもので、極論、「まずくなければなんでもいい」的な人が多いと言えます。

 

勿論美味しいお店に入りたいですが、多くの人は長蛇の列に並びたくないので空いている店に流れていきます。

 

一方、実力のあるお店は、そのお店で食事をするためだけに、車を数時間もかけて運転したり、場合によっては飛行機に乗ってでまでも、そのお店めがけて集まってきます。

 

今回、富良野のスープカレーのお店(カレーのふらのや)に予約無しで行こうとしたら、平日にもかかわらず、数十人が待っており、駐車場も全く止めれない状況であきらめました。

 

このスープカレーのお店は富良野市役所の近くではありますが、裏通り的な場所にあり、その店が無ければ何も無い通りです。

 

結局あきらめて、ラーメン屋さん(支那虎)に行ったのですが、そこは運よく10分程度待って入れましたが、出る時には長蛇の列になっていました。※志那虎はホームページがありません。

 

人気のラーメン店は東京も地方も値段は変わらないですね。

 

また、メロンにアイスクリームをのせたお店(ポプラファーム)も人気で他の店はガラガラなのに、このお店だけひっきりなしに人が入ってきました。

 

この店の商売がうまいところは、売れ残ってしまったような熟し気味のメロンを安く仕入れて、それに一工夫を加えて、いろいろな種類のアイスを載せて「サンタのひげ」と称して販売しています。

 

お店でもメロンを売っているので、それが売れ残ったらサンタのひげとして売ればいいのです。

 

また、その日は夕張メロンしかなく、富良野なので富良野メロンを食べたかったのですが、「今日は夕張メロンしかないのでプラス200円です」と言われるがままに、購入してしまいました。

 

まあ旅行にくれば財布のひもは緩みますが、素晴らしい商売でした。

 

このように、美味しかったりインスタ映えするのであれば、客は自ずとその店にどんな手段を使ってでもくるという事です。

 

SNSの時代からかも知れませんが、口コミの影響力は凄まじいものがあります。

 

また人気の行列店が出来ると二番煎じを狙った競合店がお店を出し、そこに新たな商圏ができていきます。

 

この流れが拡大していけば、やがて地方再生につながっていきます。

 

逆に富良野には「佐々木ファーム」というラベンダー畑がありましたが、コロナ禍で閉園に追い込められたようです。

 

閉園はしていましたが、ラベンダーは咲いていましたがどこか寂しげでした。

 

有名な富田ファームのような商売っ気が無い所が良かったのですが、人が来なければ潰れてしまう、理想だけでは、世の中生きていけない下剋上を見せつけれた思いがしました。