渋谷区で主として中古マンションの売買仲介を行っている株式会社リアルプロ・ホールディングスの遠藤です。
昨日に続き今日もゆるいお話をさせて頂きます。
2月10日にアメリアが最もざわつく、アメリカンフットボールの頂上決戦であるスーパーボールが開催されました。
1ヶ月前に、ジム友の米軍関係者が、ニュー山王ホテルで、スーパーボールの生中継があるので、レストランバーの予約をしてくれたので、ジム友総勢9名で観戦に行ってきました。
生中継なので朝7時集合でビュッフェ形式の食事を取りながら観戦させて頂きました。
ニュー山王ホテルは広尾駅が最寄りで、天現寺橋交差点近くにある在日米軍の施設で、アメリカ軍関係者が東京訪問時の宿泊施設として利用されており、在日米軍勤務者の保養所と社交場として利用されているホテルです。
そのため、今回は予め、予約時に名前を伝えて、入館時にはパスポートか運転免許証の提示が必要になります。
中は完全にアメリカで、日本円は使えませんが、スタッフは日本人や日系人もいて、日本語は意外と通じます。

アメリカの一大イベントスーパーボールの人気は絶大!
入り口を入った途端にアメフトの象徴であるヘルメットが飾られており、くじ引きの案内がありました。
試合で優勝した監督にゲータレードを頭からかけるらしいのですが、そのゲータレードの色が何色なのかを予め予想して当たった人が商品をもらえるという内容だと教えてもらいました。
ゲータレードは私の世代で運動部に入っていれば知っていると思いますが、簡単に言えばポカリスエットのようなスポーツドリンクの米国版です。
残念ながら、軍関係者しかこの抽選には参加できませんでしたが、ホテル全体がスーパーボール一色という感じが伝わってきました。
今回朝7時からレストランに入り、試合が終わる12時30分くらいまで約5時間半、席を確保してもらえました。
通常は2時間なのに、スーパーボールの開催日だけは試合が終わるまで席を確保することが出来るとの事ですが、5時間30分で朝食ビュッフェが20ドルはかなりお手頃価格でした。
ゲームのスタートは日本時間で午前8時30分からでしたが、7時30分過ぎには満席の状態で、多くの人がビールを飲んで観戦していました。
スーパーボールは、1億人が観戦するという米国最大の祭典と言われているのが、ここにきて納得できました。
昔自分の父親がアメフトが好きで、小さい頃よくTVで一緒に見ていてなんとなくルールはわかっているつもりでしたが、今回観戦しながら、ジム友にいろいろと教わることができ、だいぶ理解することができました。
今回のスーパーボールはアメフトの2024年シーズンチャンピオンを決める59回目の試合です。
日本で言えば日本シリーズのようなもので、AFC(セリーグ)の優勝者とNFC(パリーグ)の優勝者が全米1位をかけて、年に一度だけ戦う試合です。
AFC(American Footballl conference)の代表はカンザスシティチーフスでNFC(National Football Conference)の代表はフィラデルフィアイーグルです。
日本と同じように米国人ではAFCファンかNFCファンのどちからで、その中で推しのチームがあり、最終的に、自分が好きなチームがスーパーボールに進むことが出来れば最高なのですが、そうでない場合には、AFCかNFCの代表として勝ち残ったチームを応援するとのことでした。
今回レストランにいた多くの米国人はイーグルスを応援している感じでした。
今回はイーグルスが圧倒的な強さでワールドチャンピオンになりましたが、ティラースイフトの恋人であるチーフスのトラビス・ケルシ―がレシーブ数通算35を決め、単独トップに躍り出たのがせめてもの救いだったようですが、4回のレシーブで39ヤードしか進めず、こんなひどいプレーをしたのは初めてと語っています。
また、現地観戦をしていたティラースイフトもスクリーンに打ち出されてブーイングを受け、後でトランプにもいじられ最悪の日になってしまったようです。
ハーフタイムではケンドリック・ラマ―が未発表のヴァースでパフォーマンスを開始し、トランプ大統領が現職の大統領として初参加したり、セリーナ・ウィリアムズがダンスパフォーマンスで特別参加するなど大いに盛り上げっていました。
以前米国に不動産管理会社に視察に行った際に、米国は歴史が浅いので、ギリシャ神殿のような建物が好きで、自分たちは世界一だと思っているという話を聞いたことがありますが、全米1位を決めるメジャーリーグでもアメフトでもチャンピオンをワールドチャンピオンと呼ぶのは、米国が世界一だと自負している表れなのかと思います。
特にアメフトは歴史が浅い米国で生まれたスポーツなので、より米国人が熱狂するのだと感じました。
ニュー山王ホテルの中はアメリカそのもの
今回初めて、ニュー山王ホテルに入ったのですが、アメリカ大使館と同様、ゲートは上下動する鉄柱があり、入出する際のチェック。
また、朝ランニングしている人がとても多いのがアメリカ的と感じました。
また、ホテル内に日本語は無く、全て英語で、レストランのメニューも英語オンリーでした。
バーレストランの奥には小さいですがカジノスペースも用意されており、バーレストランはお酒を出すために、21歳未満は入店禁止です。
中はアメリカなので食べ物には消費税は課されませんが、その代わりチップが必要です。
チップは15%くらいでいいとの話でしたのでニューヨークと比較すれば安いと感じました。
また、米軍関係者は給料がドルで支払われ、カードも米国で登録しているので、ドルによる請求ですが、同じ米国人でも日本で発行されたカードを利用した場合には、日本円で請求されるので、為替により金額が変わります。
そしてやはり米軍の施設なので、生中継の間に入るコマーシャルが全て米軍の宣伝でした。
男子が見れば思わず「クール」と叫びたくなるような宣伝で、最先端で最新のテクノロジーを使っている兵士を映し出すシーンが多かったです。
2月10日は南麻布でアメリカを感じることが出来た貴重な1日になりました。

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